国政に続き、今度は京都府政を変えよう
 この間、多くの府民の方々や、二百数十人の経済界、医療・介護界、自治体の首長と直接懇談し、暮らしと地域が深刻であることを痛感。京都府民は、格差と貧困の拡大・ふるさとを壊してきた「構造改革路線」からの転換を求めており、府政転換のため府民のみなさんと行動したい。
府立洛東病院の廃止は
全国の自治体病院つぶしの先鞭
廃止される洛東病院
市町村合併を押しつけ、
地方の深刻な疲弊を招いた
京都府内の合併
保健所や土木事務所の再編・統廃合
府民から遠のく行政機関
府政リストラで非正規雇用を増やし、官製ワーキングプアを広げてきた
私の府政を行う立場と考え・現時点での政策案
 一人一人が大切にされその能力を最大限に発揮できる社会が、個人にとっても社会にとっても最良である、という立場で政策をつくる。今後、新しくできた民主党を中心とする政権の動向を見定め、各地域・各分野でのシンポジウムや懇談などを通じ、さらに精密なものに仕上げる。
 その政策を、府民のみなさんと基礎自治体である京都府内の市町村といっしょに実行していく。
【1】京都府政が行ってきた従来の「構造改革路線」を転換し、ひと・いのちが大切にされる京都府政をつくる。
「高福祉高負担」か「低福祉低負担」か「中福祉中負担」か―
ではなく「高福祉応分の負担」(「必要な福祉・能力に応じた負担」)の社会保障制度であること。
京都のあらゆる医療関係者の力を集め、
医療崩壊から「医療再生」へ― どこに住んでもいのちの平等が守られる京都府をめざす。
医療再生はオール京都で
● 知事のリーダーシップで、京都府内の基幹病院の科の整備・充実、救急体制について2つの大学病院、京都府医師会、公的病院、私立病院など「オール京都」で取り組む仕組みをつくる。緊急に丹後の脳神経外科体制、府南部の小児救急、産科体制の改善を進める。
充実させる保健所
● 7か所に再編・縮小された保健所を緊急に検証・見直し拡充する。「構造改革路線」で削減され続けてきた保健師・ケースワーカー等いのち・くらしを守るマンパワーを増員し、健康づくり、感染症予防、貧困対策などくらし・福祉を支える拠点として抜本的に充実させる。
障害者自立支援法反対運動
● 「応益負担」を求める障害者自立支援法、後期高齢者医療制度の早期撤廃、生活保護老齢加算、母子加算の復活を国に求めていく。また障がい者施設への助成事業など障がいがあっても誰もが人間らしく生きられる施策を進める。
高すぎる、払えない国保料(府全体)
● 高すぎる国民健康保険料を引き下げ、資格証明書発行は中止するよう、国や自治体に求める。
【2】雇用を守り、京都経済の主役である中小企業・地場産業・農林漁業を支援することで、地域経済再生をすすめる京都府政をつくる。
人間の生活・雇用・生産の場である「地域」を支え、地域経済の再生と持続的発展をはかる―「地域循環型経済」を支援する。
中小・零細企業や地場産業など、京都経済の主役であり、雇用とまちづくりを中心的に担っている基盤の健全な発展を図る。
中小企業振興基本条例
● 中小企業の振興の基本となる事項を定める「中小企業振興基本条例」を制定し、抜本的に支援策を強化する。

● 公契約条例(時給1000円以上条例)の制定、最低賃金の引き上げをはじめ、「オール京都」で京都の雇用を守る。
食糧自給率
● 食糧自給率13%と極めて低い京都の現状を改善し、農林漁業の振興、地産地消、食品加工産業の育成などを行う。鳥獣被害対策の抜本的強化をはかる。
住宅改修助成制度
● 地域経済と仕事おこしに効果抜群の住宅改修助成制度の創設。耐震改修助成制度や介護予防住宅改修制度の改善・拡充を行う。

● 事業継続のために中小企業・工場等の家賃やリース代への固定費支援策と、制度融資の返済猶予措置など緊急支援策を講じる。
【3】京都と日本の将来をになう子どもの成長を保障する京都府政をつくる。
先進国では、医療と大学までの教育は無料が基本であり、その実現をめざす。子どもの貧困をなくし、子どもの教育を受ける権利を完全保障する。

一人一人の能力を伸ばすために、少人数学級で子どもを主役にした現場の自主性に依拠した教育行政を行う。
そのための条件整備をすすめる。

小学校卒業までの医療費の無料化
● 子どもの医療費は、通院も小学校卒業まで無料化する。

● 小学校から高校まで30人以下学級をめざす。

● 安心して子育て、働くことができるよう、待機児童の解消など、市町村と協力し、保育や学童保育を充実する。

● 府立の大学については、一定所得以下の世帯の学費を免除する。

【4】「地域住民主権」を重視し、参加型の地方自治を基礎にした京都府政をつくる。
単なる「地方分権」ではなく、住民自身が自らの生活領域のあり方を決定し、自ら実践していく「地域住民主権」を支援する。
「地域包括ケア」を小さい単位で構築し、それを支えるため、京都府が「くらしの診療所」の役割をはたす。
● 保健所と土木事務所の拡充など、市町村を支援するとともに、「現場機関」の機能を強化する。

● 知事室を府民に開放する。京都府が「くらしの診療所」として、府民の信頼にこたえる職員を養成・配置し、拡充していく。

● 府職員の知恵と力を総結集して、市町村とも連携・協力し、府民のくらしの現場に手厚い組織に転換する。

● 地域づくりの課題に「地域包括ケア」の仕組みを位置づける。
※「地域包括ケア」とは…
小学校区などを基礎に、健康づくり・保健予防、医療、介護を一体的に扱う仕組みのこと。 医療保険制度、介護保険制度を積極的に活用しつつ、地域住民、開業医、病院、介護事業所、行政が一体となって健康づくり、医療連携、介護体制整備、地域の支え合いが行えるように、各自治体の小さな単位で行う活動を支援する。旧久美浜町では、地域住民、行政、病院が医療と保健予防を一体的に行うことにより、健康度を向上させ、結果として医療費や国保料を低くすることができた。
【5】憲法9条、25条に規定された平和、生存権を基礎として、国に対し、しっかりとものを言う存在感のある京都府政をつくる。
民主党を中心とする新しい政権の「国民生活が第一」の政策は支持するとともに、府民の共同の力で、より政治を前に動かす先頭にたつ。
● 憲法25条を具体化する「社会保障基本法」を制定する運動を支持し、上記(1)〜(4)の政策を実践する。

● 「構造改革路線」を転換し、社会保障の充実、雇用の確保、子育て支援、地域の活性化、食の安全の保障、CO2排出の削減、非核三原則遵守などの政策は、積極的に進めるよう働きかける。

宇治市・天ケ瀬ダム
● 政府のダム見直し方針にもかかわらず、すすめている天ヶ瀬ダム再開発からの撤退、畑川ダム建設計画の再検討を行う。
舞鶴火力発電所
● 京都議定書採択の地にふさわしく、温室効果ガス削減中期目標達成にむけ、年間860万トンものCO2を排出する舞鶴火力発電所の建設・稼働を中止し、太陽光発電、小水力発電など自然エネルギーを積極的に活用したCO2削減、自然環境を守る新たな産業の創設を推進する。
「非核平和京都府宣言」を行う
● 非核平和京都府宣言を行い、世界の常識になりつつある「核のない世界」に向けたメッセージを送る。

● 「非核神戸方式」にならい、舞鶴に寄港する外国軍の艦船に核兵器を搭載していないことを証明する「非核証明書」の提出を義務付ける。
「ひと・いのちが大切にされる京都府政」への転換を